沿 革

創業 ~1950 年代

1948年 9月 三進製作所を創立。
1949年 自社製の「S型ろ過機」を開発、ろ過機の専門メーカーとしての進路が定まる。
フィルタープレス、真空濃縮装置を開発。
  • 素焼筒ろ過機
1950年 めっき液専用の「E型ろ過機」開発。
  • E型ろ過機
1952年 ろ過助剤を用いたろ過法を開発、特許を出願。
1953年 4月 株式会社に組織変更。資本金80万円。
1955年 4月 E号(葉状方線)ろ材開発。
    7月 4K型ろ過機開発。爆発的人気をはくす。
L40型、L30型ろ過機完成。高速大量ろ過を可能にする。
  • 4K型ろ過機
  • L30型ろ過機
1959年 1月 排水処理の基礎研究として、めっき水洗工程の検討を開始。
1961年 4月 ろ過促進法を応用したろ過機(LF40型)が科学技術庁長官奨励賞を受賞。
  • LF40型ろ過機
1962年 5月 クロム酸濃縮回収機の一号機納入。
  • 排水処理機
  • クロムバック
1965年 5月 全自動シアン排水処理機のノーシャァン完成。
  • ノーシャァン
1966年 1月 全国中小企業団体連合会の第一回全国中小企業表彰大会において、内閣総理大臣賞を受賞。
1967年 9月 クーラント集中ろ過機を開発。
  • クーラント集中ろ過機
1968年 3月 わが国初のめっき団地「葛飾めっき工場アパート」に総合排水処理設備を納入。
  • 葛飾めっき工場アパート
  • 葛飾めっき工場アパート
  • 葛飾めっき工場アパート
1971年 5月 回収を中心とした経済的なめっき排水公害防止システム(エコノバックシステム®)を発表。
  • 中型クーラントシステム
  • ニッケル回収装置
  • ニッケルバック
  • アクロ
   10月 第5回社団法人中小企業研究センター賞(現「グッドカンパニー大賞」)・全国表彰を受賞。
1972年12月 塩水精製ろ過における助剤の自動供給・自動再生による完全循環方式全自動ブラインろ過システム(クローズドフィルターシステム)を完成。
  • 完全循環方式全自動ブラインろ過システム
1973年 1月 住友金属鉱山などとの共同出資により「株式会社住鉱環境サービス」を設立。
    8月 パトローネ®方式のボンベ型イオン交換機を開発。
  • ボンベ型イオン交換機
1976年 4月 犬山工場に資源化センターを設立。
薄膜上昇型濃縮装置(LTV型)開発。
  • 資源化センター
  • 薄膜上昇型濃縮装置
1977年 8月 大気濃縮回収機(カンリー®)を開発。
  • カンリー®
1978年 6月 油水分離ろ過機(フィルトレータオー®シリーズ)を完成。
  • フィルトレータオー®
1981年 4月 柳下芳輝(創業社長)、長年にわたる発明考案功労により「黄綬褒章」受章。
1982年 4月 LTV型濃縮回収装置が省エネ税制の適用を受ける。
1987年 9月 めっき液用瞬間逆圧洗浄ろ過機「FDR型」を開発。
  • フィルターロボ353型
1989年11月 特許出願件数が600件を突破。
1990年11月 柳下芳輝(創業社長)、発明考案功労により「勳五等瑞宝章」受章。
   10月 逆洗・ケーク脱水機構一体型ろ過機「FDR-2型」を開発。
  • FDR-2型
1991年 4月 脱水ケークの剥離層を有する特殊ろ布「SCセパナー」を開発。
1993年 5月 無助剤ろ過システムを開発。
    9月 活性炭成形ろ材「ロカーボ®」を開発。
  • ロカーボ®
1995年 2月 名古屋市中小企業経営活性化協議会主催の第二回経営改善活動事例コンテスト・経営の部において、最優秀賞を受賞。
1996年 9月 マレーシアに E.B.S.Patrone (MALAYSIA) SDN.BHD. を設立。
1997年 6月 酸回収装置「リサイター®」を開発。
  • リサイター®
1998年 4月 本体を金型成形した樹脂製汎用精密ろ過機エコエースを開発。
MF膜「エコノクロス®」を開発。
  • エコノクロス®
1999年 ボンベ型イオン交換機の大幅な改良を行なう。
  • パトローネi®
2001年 7月 環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。
2002年 2月 低コスト型減圧濃縮装置を開発。
  • ニッケルバック
2003年 1月 中国進出の拠点として、上海代表処を開設。
    9月 品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得。
2004年 3月 愛知県選定の「愛知ブランド企業」に認定される。
   11月 中国に三進化工環保装置(蘇州)有限公司を設立。
2005年 9月 「無排水処理エコプレーティング」が「愛・地球賞」を受賞。
2007年 2月 資源環境や環境負荷に関する優れた事業として「資源化センターシステム」が2007愛知環境賞・銀賞を受賞。
新型汎用ろ過機エコエース®プラスを開発。
  • エコエース®プラス(EAX型)
2009年 6月 閉鎖型大気濃縮装置「カンリー®クリーン」が分離技術会より第17回 2009年度 分離技術会技術賞を受賞。
  • カンリー®クリーン
2010年 3月 現場再生方式イオン交換装置「エコノセルフィー®」を開発。
  • エコノセルフィー®
    4月 愛知県から平成21年度先導的・効果的リサイクル事業の認定を受け、更に高機能化された資源回収システム事業を開始。
    7月 「資源化センターシステム事業」があいちエコタウン施設に認定。
  • 資源化センターシステム
2011年 2月 柳下芳輝(創業社長)、享年92で逝去。
    2月 社団法人表面技術協会より平成23年度表面技術協会論文賞を受賞。
2012年 4月 株式会社サンシンメンテナンスを吸収合併。
   11月 資源循環技術・システム表彰において「産業環境管理協会会長賞」を受賞。
2013年 3月 タイに SANSHIN E.B.S. (THAILAND) CO., LTD. を設立。
    9月 創立65周年
2015年 9月 公益社団法人化学工学会より分離プロセス部会ポスター賞を受賞。
   12月 第二十回資源循環型ものづくりシンポジウム事例研究調査において中部産業連盟会長賞を受賞。
2016年 4月 愛知県から平成27年度先導的・効果的な排出抑制関係施設整備事業の認定を受け、更に高機能化された資源回収システム事業を開始。
    5月 経済産業省から「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定。
   11月 イオン交換塔の新たな引取再生拠点として東京都内に三進RCS東日本サテライトを開設。
  • 三進RCS東日本サテライト
2017年 2月 小型MF膜ろ過装置「パトローネF®」を開発。
  • パトローネF® ろ過ユニット
  • パトローネF® 洗浄ユニット
2018年 4月 精密ろ過機「エコエース®プラス」シリーズのカムレバー方式を発売。
  • エコエース®プラス カムレバー方式
    9月
  • ろ過機イメージキャラクター
創立70周年
大阪府立大学大学院工学研究科と共同で公益社団法人化学工学会より分離プロセス部会優秀ポスター賞を受賞。
2019年 7月 SANSHIN E.B.S. (THAILAND) CO., LTD. タイ事務所移転拡充。
2021年 1月 排水処理用機器の累計納入実績が10,000件を突破。
当社の事業継続力強化計画が経済産業省の認定を取得。
    2月 名古屋市産業振興公社主催の名古屋市工業技術グランプリにおいて「奨励賞」を受賞。
    4月
  • エコエース®アルファ
精密ろ過機「エコエース®α」を発売。
2022年 4月
  • 技術研究所 外観
犬山工場内に技術研究所を開設。
    11月 柳下幸一が中小企業振興功労により「旭日単光章」を受章。
2023年 9月 創立75周年